ベシケア錠 10mgの個人輸入情報

ベシケア錠は頻尿や尿失禁などの原因である過活動膀胱を治療する飲薬です。ベシケアの有効成分コハク酸ソリフェナシンは膀胱平滑筋にあるムスカリン受容体サブタイプM3の作用を阻害することで、膀胱の過剰な緊張を緩和し、過活動膀胱の症状を改善します。ベシケア錠は抗コリン薬(ムスカリン受容体拮抗剤)に分類され、頻尿や尿失禁の対症療法薬として広く使われていますが、尿道機能障害の腹圧性失禁には効果はありません。

ベシケア錠は、通常成人の場合、1日1回コハク酸ソリフェナシンとして5mgを経口服用して下さい。ただし服用の際は医師の指示に従って、正しい用法･用量を守って下さい。また年齢、症状により適宜増減しますが、1日の最高服用量は10mgまでとされています

病気によっては、その病状を悪化させる場合があるためベシケアを使用できないことがあります。またベシケア以外の抗コリン薬･アゾール系抗真菌薬などを一緒に飲むと、副作用が強まるおそれがあります。ベシケアを服用後物がぼやけて見えたり、めまいや眠気に襲われることがあるので、車の運転や高所での作業など十分注意しましょう。

口内乾燥、便秘、かすみ目、頭痛、腹痛、尿が出にくい、高齢者の方では認知症のような症状などが報告されています。
まれにショックやアナフィラキシー様症状などの副作用も報告されています。
これらの症状が出た場合は、医師に相談しましょう